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『けいれん』と名前がついているものの、実際にはピクピクするようなけいれんではなく、まばたきがうまくできなくなる病気です。症状が進行すると自分の意志とは無関係にまぶたが閉じてしまい、なかなか目が開かなくなるため、日常生活にも支障をきたします。症状が軽いうちは、眼が乾く、まぶしいといったドライアイ類似の症状を示すため、正確な診断がつきにくい疾患です。原因は脳内にあると考えられていますが、正確なところはわかっていません。現在はボツリヌス毒素(ボトックス)を注射することで症状の改善が得られ、非常に良好な成績を治めています。